第4回のハコラムは「お見積りについて」ご紹介したいと思います!
ハコつくでは、
お問い合わせいただいたお客様に箱の形状や数量、デザインや納期などをお聞きして
まずざっくりとした費用感をお伝えしています。
箱を作る時に
「○○な形状の箱を作りたい」「オシャレで可愛いデザインで」
「他と差をつけるような加工がしたい!」など大体のイメージがあっても
実際のところ印刷にいくらかかるのか?
印刷代金以外にかかる費用があるのか?
加工をつけた値段はどうなるのか?
様々な疑問が浮かびますよね。
そんな時に大切なのがお見積りです。
事前に大体の費用感をシミュレーションすることで
値段を確認してからでも、より良い形状や用紙、
デザインを考えていくことも可能になります。
ここで実際のお見積りを想定したイメージ図を見ていただきましょう!
今回は見本として
組みギフトボックス(フタ身式)のお見積書を作成いたしました。(添付画像を参照)
※金額の表記は控えさせていただいております。
それぞれの項目を少しご説明しますね。
①仕様について
箱の形状、サイズ、用紙、数量によるそれぞれの金額などを載せています。
用紙、加工など迷われている場合でもお客様の思い描く箱に最適のものをご提案、お見積りいたします。
②初期費用って?
初回印刷時のみにかかる費用のことです。
実際に印刷する時には、初期費用+ランニングコスト(印刷費用)が必要となります。
◆製版代
文字やデザインを印刷する際に必要な版を作るための費用です。
◆木型代
箱の形状を型抜きするトムソン加工時に、木に刃物を打ち込んだ木型という型が必要となります。
この木型を作る際に必要な型の費用が木型代です。
今回はフタ身式箱のサイズが大きいため、蓋と身でそれぞれ木型が必要になります。
◆凸版代
箔押し加工に必要な版を作るための費用です。
▶︎箔押しについては、第1回「箔押しって?」をぜひご覧ください
③色校正って?
箱を数量分印刷する前に、仮印刷をする方法です。
色味や文字校正、完成形のイメージを事前に確認してシミュレーションができます!
見本では本機校正とありますが、色校正にも種類があり、必要に応じて対応いたします!
◆本機校正
本番の紙、インキ、印刷機を使用できる色校正方法です。
コストはかかりますが、本番通りに印刷することができます。
◆簡易校正(デジタルプルーフ)
実際の印刷紙ではありませんが、料金が安く、コストパフォーマンスが良い色校正の方法です。
▶︎色校正について詳しくは、第18回「パッケージ制作時の色校正って?必要なこと?」をぜひご覧ください
このように、お客さまにお見積りを見ていただき、
検討、相談をしながら理想の箱の完成を目指していきます。
ハコつくは問い合わせ後のレスポンスの速さでも好評をいただいているんですよ^^
お気軽に相談してみてくださいね。
第4回ハコラム いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!