第22回「オリジナル紙袋の制作について Vol.2 -持ち手の種類編-」

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ハコラムをご覧いただきありがとうございます!

今回は、第21回「オリジナル紙袋の制作について Vol.1」に続きまして、

紙袋の持ち手部分についてご紹介いたします。

 

 

持ち手(ハンドル)について

紙袋は紙の種類やデザインだけでなく、持ち手を工夫することでも印象を変えることができます。

身の回りにある紙袋だけを見てみても、シンプルなものから高級感のあるものまで、

持ち手には多くの種類、カラーがあるのではないでしょうか?

 

そんな持ち手には、一体どんな種類があるのか?簡単にですがご紹介いたします!

 

 

  • 【紐を使った持ち手】

■紙三本紐

紙製の細い紐を3本編んで作られた紙紐のハンドルです。

ナチュラルな雑貨屋、カフェ、お菓子屋などでよく使用されています。

袋も含め、全て紙を使用しているためエコな商品に合わせたい方や、コスト重視の方におすすめです。

 

 

同種で、1本の細い紐を捻って作られる紙単丸紐という紐もあります。

捻ることで強度ができ、コシのあるしっかりした持ち手になります。

 

 

 

PP紐

ポリプロピレン製の柔らかい紐を、紙三本紐と同じように3本編み込んだ紐です。

紙紐よりもツヤがあり、柔らかく、強度もあリます。

水にも強いため、とても使いやすいスタンダードな紐です。

紐の中でも安価なため、コスト重視の方におすすめです。

 

 

 

平紐

紙製の平たい持ち手の紙袋です。

お菓子やパン屋さんなどでよく見かけるのではないでしょうか?

このような仕様の紙袋は、製造から紐の取り付けまで全て機械で行うため

大量生産をしたい場合におすすめです。

 

 

 

スピンドル紐(アクリル丸紐)

アクリル製の糸で編んだ紐で、強度があるだけでなく、手触りが良く優しい印象を与えます。

手頃な価格で使用できるだけでなく、色展開や太さの種類も多いため

どんな素材の紙袋にも合わせやすい紐です。

 

 

 

エクセルフィラメントパイレン

スピンドル紐と形状は似ていますが、こちらはポリプロピレンの糸を使用しています。

そのため少し光沢があり、あまり費用をかけずに高級感を出したい時におすすめです。

 

 

 

ツイストコード

パイレン紐と同じくポリプロピレンの糸を使用していますが、編み方が違っています。

こちらは高級ブランドや結婚式などでよく使用されており、

他の種類と比べると費用はかかりますが高級感を出したい方におすすめです。

 

 

 

  • アクリル平紐

アパレルショップでよく使用されており、紙袋に存在感やおしゃれな印象を与えます。

丸紐と比べると、少し費用はかかりますが

こちらも色展開が多く、どんな素材にも合わせやすい紐なので

カジュアルなものから少し高級感を出したい時にもオススメです。

 

そのほかにもサテンリボンを使用したり、

ロウ引き加工をしてレザーのような光沢感を出した紐など様々な種類があります。

 

紙紐以外の紐は、持ち手を長くしても持ちやすいため

ショルダーバックのような形状にして、おしゃれに見せることもできます。

 

 

ハッピータック(ポリエチレン製)】

ラスチック製の硬い持ち手です。

  • とても強度があり、教材のような重いものにも耐えることができるので、

  • 教育現場やセミナーなどで重宝されています。

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  • 小判抜き(型抜き)

紐などを使用せず、紙袋に直接型抜きをする持ち手です。

実用性よりも、デザイン性の高い紙袋を作成したい時におすすめです。

商品を入れた時に「持てない!」ということにならないために

サイズ感、マチの幅など丁寧な調整が必要です。

 

 

 

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このように持ち手だけでも様々な種類があり、紙との組み合わせを選ぶのも楽しくなりますね。

 

マチの幅や、形状、持ち手の長さを変えることによってもイメージも変わりますし

ロット数、内容物の重さ、サイズによっても適した紙袋が違ってきます。

お手持ちの商品、納期、予算にはどんな紙袋が適しているのか、詳しくはご相談ください。

 

また、紐の種類によって持ち手の付け方も変わってきたり、強度を高める工夫もあります。

こちらについては次回のハコラムにてご紹介いたします!お楽しみに!!

 

 

 

※記載の写真は参考イメージとして使用しております。