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箱の製造には、印刷や組み立て以外にもいくつかの工程があります。
箱ができるまでにどんな工程があるのか?どのくらいの時間がかかるのか?
早速見ていきましょう!この間、およそ2週間ほど必要となります。(箱の形や種類、加工方法によって変動あり)
デザインは完成したけれど、本当に指定した色が表現できるの?
印刷の仕上がりを確認してから進めたい!
という場合は、色校正(試し刷り)をしてから製造する方法もあります。
色校正について詳しくは▶︎こちら
1.製版
印刷に適しているかどうかデータをチェックし、
紙にどのように印刷をするか面付けをします。
この過程によって印刷用の版が出来上がります。
2.印刷
一般的によく使用されている4色フルカラー印刷は
プロセスカラーと呼ばれCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)を掛け合わせて印刷する方法です。
多くの色味を使用する場合や、写真を印刷する場合はプロセスカラーが適しています。
反対に特色とは?
あらかじめ色見本に合わせて調合したインキを使用して印刷する方法です。
CMYKでは表現できない色を表現したい場合(指定色や鮮やかな色味など)
色数を減らしたい、色ブレを少なくして印刷面を綺麗に見せたい時などに使用します。
3.表面加工
表面にツヤを出したい、反対にマットなイメージにしたい、
表面が傷つくのを防ぎたい場合にはニス加工やPP貼りを使用します。
また、高級感を出したいときによく使用されるのが箔押しです。
箔押しの工程についてはこちらから▶︎箔押し工場 視察編!
4.抜き
印刷した紙から箱の型を抜くときには
木型を使用して抜く方法、機械で一枚ずつ切る方法(プロッターカット)があります。
大ロットの場合は木型を作成して抜く、小ロットやサンプル作成の場合はプロッターカットを使用します。
木型ついては今後のハコラムで詳しくご紹介いたします!
5.貼り
貼りが必要になる箱とは。
例えば・・・
箱の側面を貼り合わせる、サイド貼り
底面を糊貼りしてワンタッチ底
また、組み立てやすさを考えて
あらかじめ箱の隅を貼り付けておく2点貼り、4点貼りなどがあります。
4点貼りの制作事例をチェック!▶︎歯科消耗品用外装箱
そして納品時
保管場所の広さや使用方法、組み立ての手間を減らしたいなど
組み立てまで完成した状態、または折り目だけを付けた平の状態か
お客様に適した納品方法をご提案、お選びいただけます。
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このような工程を踏むことで箱が完成します。
作りたい箱は、どんな工程やどのくらいの時間が必要なのか?
ハコつくでは、お客様のご要望を聞き、製造工程も考慮したご提案をいたします。
色をしっかり確認したい、組み立てやすい箱が作りたいなど
お気軽にご相談くださいね。
ハコラムいかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!!